学校の友達からも「明るくなった」と言われるが、いちばん変わったのは家族との関係で、
会話ができるようになったそうだ。
その頃の彼女は不登校で、とにかく自分の部屋に閉じこもつていた。自分の頭の中では、
私は家族の邪魔者で、愛されていない」と思いこんでいたからだ。
だから私は、「とにかく朝起きたら『おはよう』と挨拶だけはしろ」と教えた。
そう言われても最初は気が重かったようだが、自分の方から挨拶をしてみると、
母親は最初びっくりしたが、すごく嬉しそうな顔をして「おはよう」と言ってくれたそうだ。
その顔を見たときに、彼女は「母は私のことをまだ愛してくれているのかもしれない」
と思えてきて、すごく嬉しくなった。それがきっかけで家族とも挨拶を交わすようになり、
今はふつうに会話ができるようになった。
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